「動物」、「植物」とそれらの細胞モデルとしての「微生物」に関する研究は、現在の生物学研究の花形であり、人類による生き物の「理解(生物学)」と「利用(農学・工学・医学)」に甚大な貢献をもたらしてきた。しかし、研究対象とされている生物は、生物界のごく一部に分類されるに過ぎず、地球上のほとんどの生物は未解明のままである。また、よく研究されている生物であっても、他の生物や化学物質との相互作用や特殊環境下での生理について十分研究されているとは言えない。即ち、我々の生物に対する「理解」は極めて限定的であるとともに、生物機能の「利用」に関するバイオテクノロジーの学問分野はまだ始まったばかりである。

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論文はこちらになります。 Hassaninasab A, et al. Discovery of the curcumin metabolic pathway involving a unique enzyme in an intestinal microorganism. Proc Natl Acad Sci U S A, 108, 6615-6620 (2011)